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◆ピアノの一生
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精魂込めて製作されたピアノはその後どのような命運をたどるのでしょうか。
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◆ピアノの一生
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1 設置、演奏開始
ピアノを設置する部屋は広くて天井が高いことが望まれます。また、斜めの壁があるなど変形した形の部屋の方が音響的に良いことが知られています。さらに直射日光が当たらないこと、エアコンの風が直接当たらないことが望まれます。
ピアノは重量物なので移動するのは簡単ではありません。設置場所はよく検討して決める必要があります。
←写真はムジカセゾンのレッスン室のピアノ
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2 調律
弦を張って間もない新品ピアノはすぐにくるいます。1年後に調律に行くと驚くほど下がっています。そこで多くの楽器店では新品ピアノの場合、はじめは半年に一度かそれ以上の頻度での調律を勧めています。
←写真はアップライトピアノの調律。
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3 整調と整音
10年以上定期調律を施してきたピアノは音高の保持(調律)に関してはかなり安定してくる一方、タッチ(弾き心地)や音色のばらつきが問題となってきます。
タッチの変化は鍵盤と打弦装置各部の摩擦力の変化と寸法精度の変化によるものですが、これらは再調整できるようにピアノは作られています。これを「整調」といいます。
音色のばらつきは主にハンマーの形状・硬度分布の変化によるものですが、これらも再調整できます。これを「整音」といいます。
定期的に調律されているピアノなら、以上の整調・整音作業は「調律」の一環として行われることが多いと思います。しかし使用頻度が多い割に調律頻度が少ない場合や長期間放置していたピアノの場合は調律作業とは別に整調や整音にまとまった時間を必要とすることがあります。
←写真上は整調の様子
←写真下はハンマーの整形
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4 部品交換
30年以上経過するとピアノの部品を部分的に交換する必要が出てくることがあります。
鍵盤と打弦装置の接点に使用しているクロス類の磨耗がひどい場合の交換、
切れてきたバットスプリングコードの全交換(ヤマハアップライトピアノの場合)、
硬くなったフレンジのセンターピンの交換(カワイアップライトピアノに多い)、
切れた弦の張り直し・・・など。
また、これら部品交換はそれに伴った再調整が必要になるので、「3 整調と整音」以上に時間を要する作業であることをご理解下さい。
←写真は鍵盤ブッシングクロスの貼り換え
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5 オーバーホール(分解整備)
40年〜50年経過すると、ピアノのオーバーホール(修理工場に入れて分解整備すること)を勧められることがあります。
弦の錆びがひどい場合、
チューニングピンの保持力が弱くなりくるいが出やすい場合、
響板や駒の傷みが激しい場合、
ハンマーなど交換すべき部品が多い場合・・・など。
外装の修復もかねてオーバーホールされたピアノは再び
「1 設置、演奏開始」へ戻ることとなります。
←全弦張替え中の写真
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